手足の冷えと不妊治療は関係ない??
冷えは絶対的に改善しなければならないのです
不妊治療、妊活中の方にとって、冷えは大敵です。
お腹や、腰の冷えを気にして腹巻をされる方は多いと思いますが、手足の冷えも改善していかなければならないのです。
手先、足先が冷えているということはお身体の末端が冷えているサイン。
冷えは血液の流れが悪いため毛細血管へ温かい血液が流れず、血管が収縮し、そのために手足などが冷えてしまう状態のことです。気温とは関係なく体が温まらないので、真夏であっても冷え症の症状は出ます
なぜ女性に冷え性が多いのでしょう?
女性は男性に比べ筋肉が少なく、また付きにくくなっています。そのため熱を作る力が弱いのです。また脂肪が多く、付きやすくなっています。脂肪は一度冷えると温まりにくい性質を持っているため、冷えの原因となります。女性は子宮や卵巣など血流の妨げとなる内臓が多いため、腹部の血流が悪くなりやすいのです。また月経時に血液が減るため、熱を伝える血液が体の末端まで届きません。
自律神経とも関係しています
自律神経は、体内での体温調節の役割を担っています。暑くなると血管を拡げて体温を逃がし、寒くなると血管を縮めて体温を逃がさないようにするのです。しかし、現代の冷暖房が整った住環境の中では、「暑い」「寒い」の感覚が鈍くなり体温調節の機能がうまく働かなくなってしまいます。それが毛細血管を収縮させ、冷えの原因となるのです。
おうちでできること
①白湯をのんで
朝は一日の中で最も水分が失われているので、白湯を吸収しやすく、体温が最も低いため白湯によって体が温まりやすいです。
②指先マッサージ
指先の血行が良くなると、全身の血行が改善され、肩こりが軽くなり、疲れやだるさが取れ、体温が上がります。
③腹式呼吸
深くゆったりとした呼吸。これは副交感神経が働きます。ふーっとお腹をへこませて吐いたら、吐くのをやめます。すると自然とお腹が膨らんで肺に空気がはいってきます。5分繰り返しましょう。